企業方針・概要
目の前の人の
感情や考え方が
前向きに
なってもらえるように
人の心を明るく照らす
人のあたたかみや思いやりを最も
大切にした関わりで、
専門的な知識・技術を
ただ提供する以上の、心の満足度が得られます。
訪問看護の現場は多くの場合、
その方の「人生の最期」まで関わります。
日々の感情や考え方が変われば、身体の調子や
家族関係にも良い影響が生まれ、
人生の最期を明るく照らすことに
繋がると考えています。
特に、進行性の難病を抱えている方に対して、
そういった関わりやリハビリを提供することを
1つの特色としています。
つくしが生まれたストーリーを知る
僕が独立する前に、名古屋の訪問看護ステーションで勤務していた頃の話。
80歳代の女性の利用者さんの担当になった。その方はパーキンソン病で寝たきりになって数年、継続的に訪問リハビリを受けていた。
僕が担当するまでにたくさんのリハビリ職が専門的なリハビリを提供したが、進行性の難病ということもあり、廃用予防や拘縮予防といった負荷量の少ないトレーニングやストレッチに留まっていた。
出口の見えない闘病生活、利用者さんはしばしば精神的に落ち込み、日々の中に楽しみや希望が欲しいと口にされていた。
リハビリ中に色んな会話をする中で、芸術が好きだということを知り、歩ける時はよくコンサートや美術館に出かけていたことを聞いた。
以前、プロの和太鼓チームに在籍していた僕は、その利用者さんの誕生日にサプライズで、篠笛を披露した。
ただただ、自分のできることで、日々の楽しみや希望になれればと思って。
その方はすごく感動してくれて、涙を流しながら喜んで下さった。僕もあたたかな気持ちになった。
その1週間後、いつものように自室へお邪魔し、リハビリを始めようとすると「東さんに見せたいものがある」と突然伝えられた。
なにかと思いとお返事すると、僕の前で起き上がって、座って見せてくれた。数年ぶりに自分の力で座れたと。
電動のリクライニングを使いながら、危なっかしく、時間も数分かかっていたけど、信じられない光景だった。
心の底から驚いて「すごいですね!こんなお力があったんですね!」と言うと、その利用者さんはこう言って下さった。
「先週の篠笛の演奏、本当に感動したの。なにか東さんに恩返しがしたいと思って考えて。
いつもリハビリを頑張ってくれるから、自分の力で起き上がったらきっと喜んでくれると思って。
1週間、必死に練習したのよ。見せれて良かった。」嬉しくて、僕もウルっとしてしまった。もしかしたら泣いていたかもしれない。
この時、人の心ってすごいなと思った。気持ち次第で、今までたくさんの人が専門的なリハビリを提供しても、実現できなかった変化が起きた。
人と人として向き合って、目の前の人の感情や考え方が、前向きにポジティブになることの尊さを実感した。
そんな関わりを世の中に増やしたくて、つくし訪問看護ステーションを起ち上げて独立することを決めた。
『人の心を明るく照らす』という理念は、こういった想いとストーリーが元となっている。
代表取締役 東 峻輔
スタッフ紹介
会社概要
株式会社Col(シーオーエル)
2018年12月25日
〒446-0031 愛知県安城市朝日町14-11
東 峻輔
200万円
2019年4月1日 つくし訪問看護ステーション開設
0566-45-6789
0566-45-5432